憧れのギタリストはジョニー・スミス

ジョニー・スミスの奏法研究

今回はジョニー・スミスというギタリストについて書いてみたいと思います。

僕の大好きなギタリストです。

とっても素敵な音色を奏でる超一流のギタリストですが、位置付けが難しいせいか知名度が高くない気がします。

是非この機会に聴いて頂けたらとても嬉しいです。

プロフィール

1922年6月25日アラバマ州バーミンガム生まれ

2013年6月11日90歳でこの世を去ります。

ギターは独学で習得し、カントリーミュージックのギタリストとしてプロデビューしました。

その後、兵役で空軍の音楽隊に入り、コルネットやバイオリンを演奏しています。

除隊後、ニューヨークでギタリスト、指揮者、アレンジャーとして活躍しています。

後にベンチャーズがカバーして大ヒットした『ウォーク・ドント・ラン』の作曲者でもあります。

1952年、テナーサックスのスタン・ゲッツを迎えた初のリーダー作『ヴァーモントの月』が大好評を得て、決定的な評価を確立しました。

1958年、ニューヨークでの多忙な演奏の仕事を捨て、コロラド州に移り住みます。楽器店を営みながらギターの指導もしていたそうです。

演奏スタイル

正確で高度なテクニックの持ち主ですが、主張強めではなくて曲に寄り添うようなギターを弾く、職人ギタリスト。

クローズドヴォイシングやレガートなコードチェンジが特徴的です。

歌の伴奏も素晴らしい。

ここが好き

  • 速いテンポでも正確に弾ききるテクニック

速いテンポに乗って次々に繰り出される音はまるでジェットコースターのようでスリリングで快感です。

正確なテクニックは本当聴いていて気持ち良いです。

ジャズのソロは即興演奏ですが事前に練習していたとしても僕にはとても弾けません。

ジャズギターの速弾きギタリストといえばパット・マルティーノですが、パット・マルティーノもたくさんジョニー・スミスのコピーをしたそうです。

  • 丁寧でロマンチックなコードワーク

バリバリの速弾きギターも凄いですが、コードの魔術師ともいわれるくらいジョニースミスのコードは美しいです。

大きな手をストレッチさせたピアノのような響きだったり、繋ぎ目がスムーズなコードチェンジだったり、真似できないけど本当に美しい。

ジョニー・スミスはドビュッシーの亜麻色の髪の乙女もソロギターで弾いていますが、美しいコードの響きはドビュッシーの影響もあるのかなぁ、なんて個人的に想像しています。

ジョニー・スミスはジャンゴ・ラインハルトに影響を受けていますが、本でジャンゴがドビュッシーが好きだと答えていているのを読んで、勝手に偉大な音楽家達の繋がりを感じてワクワクします。

  • 一線から離脱して楽器屋さん

Wikipediaによると、1957年、二人目の子どもと奥さんを亡くされています。

その後、娘を育てるため忙しいニューヨークから母の住むコロラド州に移り住んで楽器屋さんやギターの先生をしていたそうです。

マイ・ディア・リトル・スイートハートという愛娘さんに送った曲もあります。

家族想いで優しい方だったのではないかと思います。音色もとっても優しい。

興味を持って一度聴いていただけたら嬉しいです。

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