認知症の祖母とよなおしギターを弾いた話【演奏編】

祖母とギター

こんにちは。

前回の【購入編】の続きを書いてみようと思います。

実際によなおしギターを演奏した様子や感想、弾いてみて分かったことをお伝えしたいと思います。

いきなり弾けた

最初の課題曲になっている『チューリップ』を弾いてみました。

冒頭の「咲いた、咲いた~」の部分、「ドレミ、ドレミ~」をいきなり弾くことができました!

すごい!

90歳の祖母でもいきなり弾けた理由は

・左手を使わないこと。

・譜面が数字ですぐに理解できること。

だと感じました。

普通のギターでは「ドレミ」と弾く場合、左手を使って弦を押さえる必要があります。

押さえる力やコツが必要だし、右手と左手のタイミングを合わせたり、と複雑です。

よなおしギターの場合は6弦(ド)、5弦(レ)、4弦(ミ)と解放弦を弾くだけなのでとても簡単です。

専用の譜面は「ドレミ」とは書いていなくて「654」と弾く弦が数字で書いてあります。

ドレミや音符が読めなくても、数字が読めれば簡単に弾くことができます。

専用譜面の字が大きくて見やすいのも良いなと思いました

チューニングは孫担当

90歳でギター歴なしの祖母にはチューニングが難しいようです。

アルファベットが分からないということ、ペグを回す方向、回す指の力など。

何度かチャレンジしてみましたが今のところチューニングは孫の僕が担当しています。

ギターはチューニングがズレる楽器なので定期的に合わせる必要があります。

よなおしギターはナイロン弦ということ、サイズも小さく弦長も短い、ということで普通のギターより少しチューニングがズレやすいかな?という感じはします。

祖母の部屋の前を通る際にはチューニングをするのが最近の日課になっています。

脳トレに最適

祖母が弾いている様子をみていて、「これ脳トレに最適なんじゃないか」と思うことがありました。

その理由は

・適度な難易度

・数字をインプットして音でアウトプット

・音楽という刺激

ということ。

適度な難易度

今までも祖母にはいろいろと脳トレ的なことをしました。

折り紙、塗り絵、絵、パズルなど。

どれも効果はあると思いますが祖母にとっては初めてのことではなかったと思います。

初めてのことって敷居が高いんですよね。

その点よなおしギターは敷居が低いと感じました。

祖母は一曲弾き終わったあと、またすぐに弾きだすことがあります。

この時「上手くできなかったところがちょっと悔しい」と感じているんだと思います。

簡単過ぎるわけではなく、弾けないほど難しいわけでもない。

もう少し頑張れば弾けそうな丁度いい難易度です。

数字をインプットして音でアウトプット

弾いているときの祖母はめちゃくちゃ集中しています。

譜面の数字をみて、弦をみて弾く、を繰り返します。

最初は1個ずつだった数字が2個になり、弦を見なくても弾く場面も増えました。

音と音の間が狭まりスムーズになってきてます。

数字を覚え、弾く、という作業を何度も何度も繰り返しています。

集中している瞬間は、もの取られ妄想など嫌な感情から解放されているように見えて嬉しいです。

音楽という刺激

回想法という心理療法があり、認知症にも良いとされています。

新しい曲を覚えることはできませんが、よなおしギターのテキストにある曲は祖母が知っているものばかりです。

弾いたり歌ったりすることは脳にもとても良いんだとか。

そういえば、祖母は耳が超絶遠いのですがなぜかギターの音は聴こえているみたいです。不思議。

録画してTwitterへ

祖母の演奏をスマホで録画しています。

録画した動画は祖母に観てもらいます。

練習の参考に、とかではなく「こんなに上手に弾けてたよ」っていう確認です。笑

Twitterにも演奏した動画をアップしました。

ありがたいことに反応してくださった方、嬉しい言葉をかけてくださった方がいらっしゃいました。

祖母に伝えると本当に嬉しそうでした。

ひとりでいることが多い祖母をSNSで人と繋ぐ、というのは一つの目標でしたので僕も嬉しいです。

目指せ認定証!

僕が思い出す祖母はいつもニコニコしている祖母です。

最近は笑顔が減ってしまいましたが、橋本先生の言葉やTwitterで反応してもらったよ、と伝えたときは本当に笑顔でした。「この笑顔だ~」と思いました。

よなおしギターは初級テキストをクリアすると初級プレイヤー「認定証」がもらえます。

これをゲットしてさらに喜んでもらいたい。

ということで初級テキストの4曲を目標に練習をしました。

その様子はまた別の記事で書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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