【ヤマハF600】初心者向けアコギを弾きやすくする方法

ギターの始め方

こんにちは。

先日、ヤマハのアコースティックギターF600を購入しました。

価格も安くて初心者向けアコースティックギターに最適な一本だと思いますが気になる点が2つありました。

・チューニング時にナットがピキピキする

・弦高が高い

という2点。

考えた結果、弦を細くして、サドルを調整したら弾きやすくなったので書いてみたいと思います。

【問題点1】ナットがピキピキする

ピキピキと音がするのは弦がナットの溝に引っ掛っている可能性があります。

最初は鉛筆の芯やワセリンなどで滑りを良くすることで対応しようと考えました。

鉛筆の芯の成分である黒鉛は金属の滑りを良くしてくれます。

また、ワセリンを楊枝にとって少量塗るという方法もあります。

専用のグリスもあるみたいです。シリコン系で良さそう!

弦がぎちぎち

今回の場合は弦の太さとナットの溝の太さが合っていないように思えました。

弦がぎっちぎちなんですよね。笑

低音弦ちょっとビビッているし、あきらかに溝に入っていない。

というわけで弦をワンランク細いものに変えることにしました。

ライトからカスタムライトに変更

出荷時の弦について正確にはわかりませんが、おそらくライトゲージだと思います。

セットに入っていた替え弦もライトゲージでした。

カスタムライトゲージはライトゲージよりワンサイズ細くなっています。

結果

交換した結果は効果ありでした!

ピキピキ音98%減です。

低音弦のビビりもなくなりました。

弦のテンションも下がって弾きやすくなりました。

僕はエリクサーのカスタムライトゲージを使っています。

価格は高いですが、錆びなくて長持ちするのでおすすめです。

普通の弦の場合ダダリオを使っています。

ナットの個体差があるので必ず効果が出るとは言えませんが、カスタムライトゲージおすすめです!

【問題点2】弦高が高い

弦を交換した時点でかなり弾きやすくなったのですが、サドルを注文してしまったので弦高調整もしてみました。

僕のF600は6弦側で約3.2mmです。

基準値の2.5mmを目指してサドルの調整をすることにしました。

身近にあるもので弦高を測る

もし、「自分のギターが弦高が高いのかも」、「定規がない」、「測るのがめんどう」

という方がいたらとりあえず身近にあるもので高いかどうかだけでも測ってみましょう。

クレジットカード、キャッシュカード、免許証など

約0.76mm

1円玉、10円玉

約1.5mm

10円玉を2枚重ねて6弦12フレット上に差し込んでみてください。

弦に触れずにすんなり入ってしまうようであれば3mm以上あるので、弦高が高いかもしれません。

ネックはいじらない方向

本来、正しい順番としては先ずトラスロッドを回してネックの反りを真っ直ぐに調整します。

しかし、素人には難易度高いですよね。

取り返しのつかないことになったら困るのでネックはいじらない方向にしました。

僕が見た感じでは目立った反りは分からなかったです。

もし、『あきらかに反っている!』という場合はお店で調整してもらうことをおすすめします。

サドルは新品を買って調整

現在付いているサドルを調整して、もし失敗してしまったら困ります。

そこで、新品のサドルを買って調整する事にしました。

仮に失敗したとしても現在のサドルを使うことができます。

サドルは1,000円位でした。

ペーパーヤスリはホームセンターで買いました。

Amazonで探していたらコレなど良さそう!

120番、240番で削り、400で仕上げに使えそうです。

参考にした動画

サドル調整は初めてでしたのでYouTubeの動画を参考にしました。

Rickeyさんの動画です!

手順

厚みを調整

240番で厚みの調整。

動画を参考にして簡単にできました!

高さを調整

サドルに線をひいて削っていきます。

実際に削ってみると、まっすぐ削るのが難しいです。

片面にひいた線を意識して削っていくと、反対側が削れていなくて斜めになったりします。

何度も確認しながら作業しました。

240番で削ったのですが、なかなか削れなくて疲れます。

一方通行ではなくガリガリと削りました。

新品をがっつり削るならもっと荒い方が楽かもしれません。

削った粉が結構出るので新聞紙やゴミ袋などの上で作業すると良いと思います!

ポイント

・12フレット上で0.5mm下げたい場合は、サドルは倍の1mm削る

・削るときは一方通行

・確認しながら慎重に作業する

元からのサドルは斜めだった

元からのサドルを外して見てみると、底が思いっきり斜めでした。

先ほどの動画でもありましたが底はまっすぐ平らじゃないといけません。

コレのせいで弦高が高いのかな?

結局、元からのサドルも平らに削ってしまいました。

サドル調整前

サドル調整後

結果

結果的には弦高を下げることができて、弾きやすくなりました!

6弦側で2.6mm、1弦側で2.1mmになりました。

新品のサドルと元からのサドルの両方を調整してしまいました。

まとめ

今回の記事をまとめると

・ライトゲージからカスタムライトゲージに変更したら弾きやすくなった

・サドルの調整をして弦高を下げたら弾きやすくなった

ということでした。

正直サドルの調整はちょっと難しいかなぁと思いました・・・

 

弦を細くするだけでもかなり弾きやすくなりました。

カスタムライトゲージおすすめです!

お読みいただきありがとうございました。

これからギターを始めたいという方には下の記事のギターもおすすめです!

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